川崎、鹿島に合計9失点…見せつけられた強さ

 

川崎、鹿島に合計9失点…見せつけられた強さ

 ACL出場権が見えてきたコンサドーレ札幌の川崎戦の前時点での勝ち点は41

 国際Aマッチデーでの中断期間開けではあったが北海道での大地震の影響もあって十分なトレーニングはできなかったとみられる。

 そんな中で迎えた川崎戦。

 

結果は7-0での負け…

 

今季リーグ戦初の7失点の大敗。

 コンサドーレは川崎の小林悠、家長そして中村憲剛の前線からのタイトかつ連動したプレッシャーに苦しめられていた。

立ち上がりこそ上々の出来であったものの、いくつかのチャンスをものにできずに前半の中盤に差し掛かり始めたころ家長の自らのシュートのこぼれ球を再び家長がきれいにファーサイドに決め切り先制される。

そして自分たちでのミスから立て続けに失点を重ね前半だけで3-0。

後半に入っても川崎の勢いはおさまらずプロ入り初のリーグ戦出場の田中にもゴールが生まれるなどして7-0での終了のホイッスル。

コンサドーレにとって大地震後初のリーグ戦となったがほろ苦いものとなった。

 

そして翌週の鹿島戦。

大量失点こそしなかったものの2-0惨敗。

この日のコンサドーレにはチャンスというチャンスはほとんどなかった。

そして川崎戦での敗戦を受けてなのか、コンサドーレのCBがいつものミンテではなく石川だったからなのか最終ラインからの組み立てという部分に関しては全く機能していなかった。ボランチの深井と宮澤もボールを引き出し攻撃の舵を切るということもさせてもらえなかった。

鹿島のダブルボランチ永木とレオシルバには巧みな試合運び、試合を読む力というものが感じられた。

すべてのポジションで負けていたように感じる。

 

 

 

この二試合で前線からのプレスの対処に手を焼いている印象があった。

というのも困ったときのジェイや都倉といったターゲットもこの二戦では徹底的に封じられていたからだ。サイドでボールを握れる駒井も不在でチャナティップも厳しいマークや疲労が感じられこれまでみせてきたキレの良さは感じられなかった。

 

しかし、コンサドーレはこの2試合で力の差を見せられたものの次節の鳥栖戦を控えている。修正点が浮き彫りになったいま、よりやるべきことが明確になり気を引き締めるきっかけになったのではないか。私自身もACLが見えてきたことにより今シーズン開幕前の「まずは残留」ということ自体が薄れてきていた。今年の残留争いはいつもに増して激化しているのはわかることだろう。当然残留ボーダー(降格圏と残留圏の境目になる勝ち点のことで毎年35くらいと言われている)も高くなると思うのでまずは一つずつ勝ち点を積み上げていきたい。