J1補強ピックアップ

バルセロナ在籍歴のある選手やロンドン五輪得点王などビッグネームがJリーグに!!

 昨年の夏の移籍期間にはイニエスタフェルナンド・トーレスJリーグに参戦しリーグとしても盛り上がった一年。グッズの新作やレプリカユニフォームの売り上げも伸びたのではないだろうか。イニエスタが来ることによって普段Jリーグをあまり見ない人にもスタジアムに足を運んでもらえたことによりヴィッセル神戸だけでなく対戦チームのホームの試合での観客の数も増えた。

 今年の1月の大きな移籍期間ではバルセロナで3トップの一角を担っていた

ダビド・ビジャが神戸に、そしてロンドン五輪得点王のレアンドロ・ダミアンが川崎に加入する。

 ここではいくつかのクラブに注目して補強をみていく。

 

 

1.川崎フロンターレ

 

 昨季J1リーグ2連覇を成し遂げ連覇ボーナスがプラスされた大きな分配金を手にすることができた。ハード面にも予算は投入されているが、補強にも積極的な動きが見られた。

 外国籍選手にはレアンドロ・ダミアンとマギーニョ、ジェジエウが加入。日本人ではC大阪からは山村、広島からは馬渡さらにレンタルではあるがJ2山口からはGK藤嶋を獲得した。

 新たな顔ぶれは少ないが得点源になり得るレアンドロ・ダミアンやセンターラインどこでもこなせる山村そしてエウシーニョの抜けた右サイドに馬渡とマギーニョ。どれもピンポイントにレベルの高い選手を獲得できた。今年もACLを戦う川崎はターンオーバーをかけても高いレベルを維持するために層を厚くする補強になった。

 鬼木監督で3年目の今シーズンは3連覇にも期待がかかる。

 

 

2.ヴィッセル神戸

 昨季途中で指揮を執ったリージョ監督が今シーズン目指すスタイルは「バルサ式」。

キャンプからポゼッションを落とし込みチームとしてのスタイルを確立できるか注目だ。

 バルサ式を目指す神戸はバルセロナ在籍歴のあるダビド・ビジャを獲得。さらに予想されるシステム4-3-3のトリプルボランチの一角「アンカー」としてC大阪からは山口を獲得。両SBには鹿島から西、G大阪から初瀬が加入。ややCBの補強がないことが不安材料ではあるがビジャ、ポドルスキイニエスタの3枚の加わる攻撃には注目だろう。

 中位でシーズンを終えることが多かったが今年は優勝争いにも絡んでくる可能性が高い。

 

3.浦和レッズ

 昨季シーズン序盤は苦戦を強いられたもののオリヴェイラ監督への交代後の立て直しはお見事と言わざるを得ない。今シーズンはさらにこのスタイルを熟成し開幕から良いスタートダッシュを決めたいところか。

 李忠成横浜FMへ移籍したが杉本健勇を獲得しFWが一層厚みを増した。CBには柏から鈴木大輔が加入し熾烈なレギュラー争いが予想される。左WBとし山中も加わり攻撃のバリエーションは増えるだろう。そして昨季定位置を掴んだ東京五輪世代の橋岡が今年更なる成長を遂げればより怖さは増すだろう。

 各ポジションにタレントをそろえJ1優勝も狙える戦力になったはずだ。

 

4.鹿島アントラーズ

 クラブW杯では19歳安部の躍動が見られ未来は明るい一方で昌子の海外移籍そして西大吾の移籍の影響は小さくないだろう。小笠原が引退し新たにキャプテンとなった内田篤人を中心にJ1優勝を狙う。

 ボランチに清水から白崎をそしてFWには横浜FMから伊藤を獲得し、昨季J2町田でインパクトを残した平戸がレンタルバック。CBの補強がブエノのレンタルバックのみということや西の穴埋めが不安材料だ。

 犬飼やチョン・スンヒョンの二人が夏の移籍期間までに大きな離脱なく過ごせれば良いが離脱時には若手の町田そして流経大柏から入団の関川の奮起に期待というところか。昨季後半には過密日程ながらも鈴木優磨はフル稼働しクラブW杯ではケガのため出場できなかった。この鈴木にかかっていた負担を新加入の伊藤がどれだけ軽減できるかもポイントになるだろう。

 

5.ジュビロ磐田

 昨季J2とのプレーオフを制し今季もJ1の舞台で戦うが残留争いだけは避けたいところだろう。名波体制6年目の長期政権だが立て直しに注目したい。

 FWにルクセンブルク代表のロドリゲスを迎えた。しかしロドリゲス以外の目立った即戦力の補強がない。川崎から森谷やJ2山形から中山を獲得したがこの2選手がレギュラー争いにどれだけ食い込めるかだろう。川又や大久保らベテランの2人のアタッカーに今シーズン頼らざるを得ない状況になるのだろうか。

 スピードのあるアダイウトンがいる左サイドの攻撃はストロングポイント。しかし昨シーズンは大きな離脱があり試合に絡むことが難しかった。離脱せずにシーズンを過ごすことがまずは大事だ。ウズベキスタン代表のムサエフ、田口のダブルボランチ山田大記サイドハーフなど中盤はタレントがいる。あとはフィニッシャーが出てくれば苦しい戦いは避けられるのではないだろうか。小川航基の成長にも注目だ。陣容自体はそれほど昨季と変わらないが安定した戦いぶりで残留をつかみ取りたい。

 

 

最後に

 積極補強をしたチームもあればあまり変わらないチームもある。多くのチームはキャンプインをしており2月末にはJ1開幕だ。J1優勝争いや残留争い。大躍進や低迷が起こりやすいのがJリーグ。今年はどのチームが躍進するのかを楽しみに開幕の時を待ちたいと思います。